*願い

  君が笑っていると
  幸せになれる
  君が泣いていると
  悲しくなる

  僕の世界は君がいないとだめなんだ
  君がいないと僕の世界は廻らない

  君がいないとだめなんだ
  僕の世界が狂ってしまう

  ねぇ
  お願いだから
  僕の世界を止めないで

  ねぇ
  お願いだから
  僕の世界から君を奪わないで


  ⇒人恋しくなってなんとなく。
   君を亡くしてしまった僕から神様への願い。





 *理由

  今日は気分がいいの
  なんでって?
  そんなの簡単!
  ぽかぽか陽気に
  心地よい風
  美味しい空気
  それになにより
  隣に貴方がいるから!

  今日は気分がいいの
  なんでって?
  貴方が笑っていてくれるから!


  ⇒可愛い女の子。恋するとこんな感じ?




 *狂気

  「ねぇー」
  今日も私は話し掛ける
  「今日はとても面白いことがあったんだよ」
  私の愛しい愛しい貴方に
  「貴方にも見せてあげたかったな」
  私が殺した愛しい貴方に


  ⇒愛という名の狂気。




 *死神

  「君は誰?」

  そう話し掛ければ黒い服を着た彼は不敵に笑う。

  「さぁ?誰だろうね」

  いつのまにか手にしていた鎌を僕の首に突きつけて。
  あぁ、僕はついに死ぬのか。

  「おまえの魂を私に」

  心地よい声が聞こえて、目を閉じれば・・・


  ⇒魂を運ぶものの理想の姿。




 *猫

  僕は猫。
  ご主人様なんていないよ。
  自由に生きるんだ。
  縛られる生活なんて僕は嫌だから。

  僕は猫。
  ご主人様?
  そんなもの いらないよ。
  僕には必要ないって思ってるから。

  僕は猫。
  本当は欲しいんだ。
  僕だけを可愛がってくれる
  僕だけのご主人様が。


  ⇒どんな人でも必要とされたい。




 *最後の

  夜の空って素敵
  綺麗なお月様やお星様が私を迎に来てくれるもの
  誰も私のことを批判しないの
  みんなが私のことを必要としてくれるの
  私はみんなが好きよ

  お月様
  お星様
  私の最後のお願い聞いてくれますか?
  私を連れて行って
  こんな世界になんかいたくないから


  ⇒いじめられっこ。




 *あまいもの

  「さて、どうしようか・・・」

  目の前に横たわっている可愛らしい女の子。
  欲しい。欲しい欲しい。欲しい欲しい欲しい。
  私のものにしてしまおうか。
  私だけの果実にしてしまおうか。
  私だけのお菓子にしてしまおうか。
  そうだ、そうしよう。
  この子を私のものにしてしまおう。

  「ん・・・?」
  「おまえは私のものだ」

  その呟いて甘い甘い首筋に。


  ⇒吸血鬼。血を求めて、自分のものに。